日本人はDHA不足!?栄養素の見直しは必須!

DHAは必須脂肪酸という体に必要不可欠な脂質で構成された栄養素です。

 

主に体内では細胞間の流動性をよくする潤滑油としての役割や、脳や目など神経細胞が集中している場所に存在して、神経細胞の伝達を良好にしたり、酸化という細胞を老化させる原因から守るなどの役割を果たしています。

 

更にこれだけではなく、血液中の余分な脂質やコレステロールを減らすという作用や、血管や赤血球を柔軟にするという作用があることにより、全身的に作用を及ぼします。

 

現代は食の欧米化により血管や血液を老化させる肉由来の動物性脂質や糖質の摂取が増えており、逆に日本食が減少していることによってDHAなどの不飽和脂肪酸の摂取量が減少していることから、肥満や脂質異常症、糖尿病、痛風などの疾患が増えています

 

よって、DHAなどの栄養素を見直し適切に摂取することが求められています

DHAにはどんな効果がある!?

DHAの認知症予防効果

DHAは脳の構成成分であり、脳神経の約25%を占めています。
DHAは脳において神経細胞の伝達能力を維持したり、酸化反応から細胞を守るという役割をしています。

 

このような役割があることから、不足すると脳の機能低下を引き起こし認知症の原因になります。

 

新鮮で質の良いDHAを日々摂取することは、日々脳へDHAを送っていることとなり、機能維持に素晴らしい効果を発揮します。

 

 

DHAが乳児に必要不可欠な理由

人の脳の約25%はDHAによって出来ています。
そしてその脳が一番成長する時期は乳児の時で、1歳までに約6割まで(成人時を10割とすると)成長するといわれています。

 

この成長期にDHAが不足してしまうと脳が十分に発育することができず、その後の知能に影響してしまいます。

 

このような理由により、妊娠時の母体及び授乳期のミルクには十分な量のDHAが含まれている必要があるのです。


DHAの動脈硬化予防効果


DHAには優れた動脈硬化予防効果があります。

 

ヒトの血管は脂質の沈着や炎症反応によって細胞が酸化変性して硬化していくのですが、DHAには脂質が血管へ沈着するのを防ぐと共に、炎症反応を抑制し、更に血管壁を柔軟に保つという作用があります。

 

この作用により動脈硬化を抑制します。現代は食の欧米化によって血液中の老廃物が増える傾向がありますので、DHAなどの不飽和脂肪酸を積極的に摂取することが推奨されています。

 

 

 

 

DHAの脂質異常症改善効果

DHAには中性脂肪やコレステロールが高い状態を改善するという効果があります。
中性脂肪やコレステロールが高いということは、血液中の老廃物が多いということとなり、血液の流動性を著しく悪くさせてしまいます。

 

DHAを摂取すると血液中の脂質やコレステロールを回収して肝臓に戻すという働きや、血管壁や赤血球に脂質が張り付くのを防止してくれます。

 

肉などの動物性脂質を多く含む食材は必要な栄養素ですが、摂りすぎると血液を汚して様々な生活習慣病の原因になりますので、DHAなどの掃除役をしてくれる栄養素を積極的に摂ることが健康維持に繋がります。


DHAの頭痛改善効果

頭痛の原因は様々ですが、DHAには出血性の頭痛を除きその他全ての頭痛に効果を発揮します。

 

DHAを摂取すると、脳血管及び赤血球の柔軟性を良好にすることや、血液中の脂質を減少させることにより血流を良好にして頭痛に効果を発揮します。

 

また、炎症によっても頭痛は引き起こされますが、炎症も抑制するという効果があります。このように様々な効果があることにより頭痛を軽減します。

 

 

DHAの痛風への効果

DHAは激痛で知られる痛風を改善する効果があります。
痛風は尿酸という代謝物質が血液中に増える疾患ですが、原因は体全体のエネルギー過剰であり、尿酸以外にも脂質やコレステロール、糖質などが過剰になっている例がほとんどです。

 

DHAには血液中にある脂質やコレステロールを肝臓に戻すという働きがあることから、体全体のエネルギー量を調整して痛風の原因を根本から改善します。
痛風発作を繰り返す場合には、原因を根本から改善することが早期に改善する秘訣になります。


DHAの視力低下抑制効果

DHAには乳児期の視力の発達及び、成人してからの視力低下を改善するという効果があります。
DHAは視力維持に必要な網膜及び視神経に多く含まれており、信号を速やかに伝えたり、機能を維持するという役割を担い存在しています。

 

よって、DHAが不足してしまうと網膜や視神経が機能低下を引き起こしてしまい、視力に大きな問題が生じることになります。
特に、目が成長する子供の頃や衰え始める中年期以降に必要性が増す栄養素です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DHAにはどんな効果がある!?


DHAに関する疑問

DHAとEPAの違いとは!?

 

DHAとEPAは同じω3系の不飽和脂肪酸ですが、その役割は異なります。
大きな違いとしては、DHAは脳関門を通過して脳の構成材料になるのに対し、EPAは脳関門を通過することができません。

 

脳に直接作用するのはDHAだけなのです。
このような理由により脳に作用をもたらしたい場合はDHAを主に用い、脳以外に作用をもたらしたい場合はEPAを用いるという考え方がスタンダードとなっています。

 

しかし、実際には両方共に用いることにより双方の欠点が補われるために、同時に配合され用いられることが多くなっています。

 

DHAで頭がよくなるって本当?

 

DHAには脳の機能を向上させるという効果があります。
実際にDHAを人に与えた実験では、乳児期に用いるとその後の認知機能が向上することや、老年期に用いると脳機能が活性することなどが明らかとなっています。

 

DHAは脳の海馬という記憶を司る場所に多く含まれていることから、特に記憶を向上させるという効果が高い栄養素であるといえます。

 

DHAを多く含む食材ってどんなものがある?

 

DHAを効率よく摂取するためには、DHAを直接含む食材を食べることや、体内にてDHAに変換されるαリノレン酸を含む食材を食べる必要があります。

 

DHAは青み魚(さんま、サバ、イワシ、アジ、マグロなど)や鮭、あなご、ウナギ、鮎、αリノレン酸はクルミやえごま、高野豆腐、大豆、湯葉などに多く含まれています。

 

これら食材を日々の献立に取り入れることにより補うことができます。

参考サイト:DHA・EPA効果・効能ガイド